今回はさいたま市HIV無料即日検査に潜入してきました!
お邪魔したのは大宮駅西口から徒歩1分の好立地にあるJACK大宮無料で匿名で即日結果がわかって、しかも便利な日曜開催
こんなに恵まれた条件はありません
今後の日程はこちら
2016年
10月 9日(日)
11月13日(日)
12月11日(日)
2017年
1月 8日(日)
2月12日(日)
3月12日(日)
保健所も無料検査をやっていますが、平日開催なんですよね
お勤めの方にとってはなかなか難しいものです
今回の検査はさいたま市の委託を受けてNPO法人アカーが実施しているとのこと
役所でカバーしきれない部分をNPOがやってくれるなんて・・・・ありがたいですよね
少しでも不安のある方は利用するといいです
HIVだからって特別暗いとか、気恥ずかしいとか、腫れ物にさわるような対応だとか、
そんなことはありませんでした
全ては「エイズ=死ぬ。」という中途半端な知識からくる偏見。
日本人のエイズについての知識は学校の保健の授業レベルで止まっているのではないでしょうか
あれ以来知識の更新がなされていないのだとしたら、この機会に改めてHIVについて学んでみるのはいかがでしょう?
無料HIV検査!まずは予約から
意外にも検査を受ける人が多かったのでびっくりしました
みんな関心がないと思っていたのですが、やはり無料で日曜開催ですからひっきりなしに人が入ってましたね
予約は電話にて TEL 03-6382-6180
埼玉での開催なのに東京03から始まるんですね
これで話が通るのか不安でしたが大宮開催専用のダイヤルなのかすんなり通じました
「◯月◯日大宮開催の検査の予約をしたいんですが・・・」といえばOK
受付時間
月~金 12:00~20:00(年末年始、祝祭日、研修日等による休みを除く)
平日の電話しか受け付けていませんが夜は20時までやっているのでお勤めの方でも電話出来ますね
夜の2時間受け付けしてくれるって、それだけでありがたい気がする
匿名検査なので電話口では個人情報なんか聞かれません
氏名も年齢も連絡先の電話番号も必要なかった
もちろん居住地の確認もない。
さいたま市が委託して行っている事業ですが、さいたま市民でもなくても受けられるのです
電話では当日の検査の流れと、大事な「受付番号4桁」を言い渡されます
賞味4分ほど。
回線も混んでなかったし簡単に予約ができました。
HIV検査の流れを教えて!
- 予約した時間よりちょっと前に受付
- 受付番号を言う
- 問診票を書く(匿名検査なので年齢と性別のみチェック)
- 検査説明を受ける
- 採血する
- 結果が出るまで待つ(10~30分)
- 検査報告と面談
賞味1時間
混んでいるともう少しかかることもあります
とにかく大盛況。1分間に1人以上のペースで進んでいました
今回の検査は疑わしきは全て陽性となる精度の高い検査
そのためHIVでないのに反応がでてしまうこともあります
100人に1人くらいの割合で感染してないのに「要検査」となるのだとか
そしてだからこそこの無料即日検査ではHIVの確定判断ができません
要検査になったからといって必ずしもHIVだ!ということにはならないのです
この不確定さは一種の救いだと思います
無料で即日、という敷居の低さから、みんな安心したくて検査を受けるのだと思います
まさか自分が本当に感染しているだなんて、思ってもいないわけです
精密検査の結果は1週間後ですが怖ければこの結果を「聞かない」という選択もできます(笑)
医療保険に入ってから改めて・・・・!なんてことも出来ます
とにかくこの検査は気軽です
不安でしょうがないという方、勇気を出す必要もなく、あっけなく終わりますよ
是非利用してみてください
なお疑いのある行為から3ヶ月経過していないと正しい検査結果が出ませんので要注意
HIV検査を受ける人ってどんな人!?
男女比は2:1くらいで男性が多めでした
年代は20~30代が最多で、たまにおじさまが紛れ、10代は少なそう
女性は30~50代の主婦層がごっそり抜けている
シニア層は皆無
検査を受ける男性は黒髪でメガネで、いかにも真面目そうな方が多かったかな
金髪でチャラチャラの男性は見当たりませんでした
女性はその手のお仕事なのかな?と思われる方もいて友達同士で受ける人も
もっと暗い顔した感じの人が集まるのかな?と思っていたら、それは全くの偏見でしたね
HIV検査っておまたひらくの!?
開かないんです。血液だけで検査できちゃうんです。
おまたひらくのは産婦人科等で行う性病の検査じゃないでしょうか?
今回のHIV検査では簡易検査用に2ml、精密検査用に6mlの血液を抜きます
注射針の太さは普通です
献血の針のほうがよっぽどぶっといですよ
検査後、お風呂に入っても大丈夫
ドキドキの結果発表!その場で相談員が封筒を開ける。
緊張の一瞬でした
陰性とは感染していません、という意味です
とりあえず、陰性でした
ホット一息。それにしても心臓に悪いです
びっくりしたのはその場で検査結果の入った封筒を、相談員が開ける、ということ
相談員すら封を開けるまで結果を知らないの?
お互いに緊張する瞬間です
その後軽く面談
HIVについて不安なこと、疑問なことなんでも質問できます
流石に後が混んでいるのでそこまで突っ込めませんでしたが、とっても丁寧な対応でした
- HIVとエイズはちょっと違う
- 性感染の確率は意外に低く感染者とSEXしてうつるのは100回に1回(でも1回目で感染することもある)
- クンニされる側は感染しないがする側は感染する
- 今の治療法はエイズ発症を抑える方向に向いている。がんと同じで早期発見が望ましい。出産も安全に出来る。
保険の授業で知識が止まっていたので今回勉強できて本当に良かったです
医療は日々進歩し、「エイズは死ぬ病気」という考えはもう古い!?
第一は危ない行為をしないこと
それが運営側の願いではあるものの、頭ではわかっていてもいざその状況になるとそうもいかない
この検査は、まずは安心して欲しくてやっている
また不安になったらいつでも受けてくださいね~とのことでした
自分で検査できるキットも売っています
なんとお値段5000円
医療機関でも検査できますが3000~7000円
ならば無料で検査できるところを探しますよね
大体保健所なら無料でやっています
▼全国のHIV無料検査情報はこちら
今回受けたJACK大宮の検査もここに載っていました
全ての人にHIV検査をおすすめします
裏社会人マナーだと思います
気がかりなのは検査を受けていた人の中で4・50代男性と主婦層がごっそり抜けていたこと
いまの4・50代はしっかりとした性教育を受けておらず、オギノ式の素晴らしさを説いて持論を展開します
20代からしたら驚愕ですが、それまでの「実績」があるため余計に調子づいています
この無鉄砲さがとても危ない。
そして結婚したから大丈夫、と慢心している奥様
いまや離婚も当たり前の時代で、パートーナーがどこで何をやっているか、わかったもんじゃない
「うちの人は大丈夫・・・」その過信が危ない。
世界的に見たらHIV感染者は減少傾向なのに、日本ではなぜか年々増えている
そこにはHIVに対する無知無関心、そして自分だけは大丈夫、というそこはかとない自信が背景にあるように思います
特に女性は感染率が高いので乳がん検診、子宮がん検診を毎年受けるほどに熱心な方なら、合わせてHIV検査も受けておきたい。
きっと大丈夫だと思うけれど、念のため。
なにより無料なので利用するに越したことないはずです
▶生まれてはじめて子宮頸がん検診を受けてきた!
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