浦和で絵画教室といえば?調神社(つきじんじゃ) 目の前の「彩光舎(さいこうしゃ)」。
「彩光舎」は老舗の絵画教室で、近所で美大に行く方のほとんどはこちらの画塾に通っています。
今回は無料の体験教室にいってきました。
スケッチ会、人物画を描くコース、ヌードクロッキー以外のコースは全て無料体験が可能。
▼HPをみてから、メールか電話で問い合わせすると詳しく教えてくれます。
レッスンスケジュール
レッスンは基本のデッサンから、水彩画、油彩、テンペラ画、写生会、こどもクラス、人物画、クロッキー、パステル画とたくさんあります。
まずはカレンダーをみて、自分が受講できる教室をチェック!
▼カレンダーページはこちら!

授業時間は基本午前が10時~12時半、午後が14時16時半、夜が18時半~21時ですが
クラスによってちょっと違ったり、そもそもアトリエオープンが早いので時間よりも前にみんな来ていたり、授業後も普通にみんな描き続けていたり、かなり自由な印象でした。
▼自分が受講できそうなクラスが見つかったら
コース別のページからさらに詳しい説明をチェック
土日はデッサン、水彩基礎、絵画総合、パステル、ヌード、テンペラ画などの講座があります。
この他にも単発で自動車画、抽象画基礎、クロッキーなどなど季節によって変わる単発講座もあるので教室、およびHPのトップページを要チェックです。
無料体験の申込み
申込みページはなく、メールにてお問い合わせになります。
希望の教室と日時を伝えて、必要な持ち物を聞き出してください。
わたしが体験した土曜日のデッサン基礎ではスケブと鉛筆、練り消しが必要でしたが、当日購入することにしました。
教室によって必要な持ち物が違いますし、すでに画材を持っているならば持っていった方がいいと思います。
画用紙がネックですが、なければその場で購入。持っていればスケブを持っていくといいでしょう。
わたしの場合、初回のお道具代は800円弱となりました!
紙、鉛筆3本、練り消しでこのお値段。そして現金払いでした。
基本のデッサンを無料体験
今回は基本デッサンのレッスンを体験。初心者の人はこちらの木をモチーフに描くようです。
彩光舎にはモチーフ倉庫があって、そこに何千点ものモチーフが保管されています。
定番の石膏像もあるし、りんごも、レモンもガラスもたくさん。
描くものに困ることはないです。
モチーフ倉庫はなんとびっくりなところにあって、自由な感じです◎
建物はかなり年季が入っているし、イーゼルもものすごい筆跡がついている。
公立学校の美術室の広いバージョンを想像いただければギャップがないかなと思います。
1人1人のスペースが広くて全集中して絵を描けます。
土曜日のデッサン基礎は実は教室の中でも人気で生徒数も多いのだとか。
15人くらいいる生徒さんをおひとりの先生が見て回ります。
美術の授業と違ったのは、先生が結構「描き進めてくれる」ということ。
たった1回受講しただけでも、これまで行き詰まっていたところから2段階くらい前進できました。
輪郭で絵を描いている段階から面で描くことを知り、
ティッシュを使って絵全体に色を付けることを学びました。
そしてデッサンとは、ありのままに描き写すこともありながら、
絵として立体感を持たせるための常套テクも教わりました。
ときに絵の中で嘘をつくのは、立体感を生むためなんだとか!
絵がふつうにうまくなる本でも「いい絵とは立体感のある絵」と言われており
やはりこれは絵が上手い人たちの共通認識なんだと感じました。
午前の授業は12時半までなのですが、チャイムがなったあとでもみなさんずっと描いていて、すごく自由。
土曜のデッサン講座は午前、午後もやっていて、希望すれば連続受講できるのですが
当日に申し出でても全然大丈夫だったり
月初に受講料の支払いをしますが、それが当日の飛び込みでも大丈夫だったり
いろいろフレキシブルでびっくりします。
一旦わたしも正式入会してみるものの、いまだに全体がつかめず
みちゆく人に話しかけては、新情報を得る、まじのRPG。
入会時に特に説明も受けずふんわり入ってしまったので
改めてHPから資料を取り寄せようかなと思うくらいw
こちらの教室は
月2回で6500円
4回で1万円なのですが、聞くところによると3回で9000円もあるとかないとか。
スケブは継続的受講生であれば置いていってよくて、「描く」環境が整っているのは安心です。
先生は人によると思いますがとりあえずわたしが受けてる講座だと、
優しくて、アドバイスも的確でコミュ力高め。
その人の個性を見つけるのがうまくて、それをもとに才能を伸ばしていってくれる感じです。
みんなの前で作品を講評することはなくて、個々にアドバイスをくれます。
「彩光舎は楽しいことしかしない」がモットーで、作品をつくるのが辛い、というのはなさそう。
(予備校の方はどうだかわからず)
校舎には亀もいて、みんなに愛されている模様。
モチーフは完全に自由でみんな違う絵を描いています。
それもそれで面白いし、先生がある程度絵を描くのを手伝ってくれるので「こうゆう絵が描きたいけど自分じゃ完成までもっていけない・・・!」という方にもおすすめです。
学校の美術の授業だとそこには当然絵が嫌いな人もいて
100%ポジティブな空気ではなかったのですが
ここは能動で絵を描いている人たちの集まりで、絵が好き!というポジティブな気持ちに触発されて、作品作りのモチベになりそう。
年齢層は高齢の方が多く、子供は子供教室に行くし、30代ですらこの世界では若い方かも。
いい意味で人種の坩堝で、外国の方もいたりします。
共通項に「絵が好き」というのがあるだけで、もう仲間だと思うし、みんなお上手で尊敬します。
つかず離れずの距離感で割りと心地よいかも。
絵なんか全然描けない、という人でも訓練でうまくなりますが
「こうゆう絵が描きたい」というビジョンがないときついかも。
それはどこにいっても同じですが、
「描きたい」がモチベであって、
無理やり「描かされている」人はいないので。
お値段は1回3000円くらいで時間を過ぎててもずっと描けるし
本当に自由でいいです。
人生忙しく生きている方に、絵とじっくり見つめ合う時間を。
最近はオンラインのお絵かきレッスンもありますが
やっぱり自分の絵をその場で見てもらって、「実際に描いてもらえる」のは通う価値ありです。
絵が好きな方はぜひ門戸を叩いてみてください
▼HPはこちら
▼こちらのインスタアカウントでは写真や絵を投稿しています!
いつか浦和の絵を描いて、展覧会ができたら、
【彩光舎】
〒 330-0064
埼玉県さいたま市浦和区岸町6-2-1
▼旅行に行くならいま!

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