
さいたま市浦和区に「ミモザクリニック」が2025年5月8日(木)開院しました。
JR浦和駅西口から徒歩5、6分ほどの「山口屋本店ビル」3階、さくら草通り沿いです。
消化器内科を中心とした、女性院長、女性スタッフによる「女性が気軽に検査や相談ができる」がコンセプトのクリニックです。
今回は院長先生にお話を伺ってきました。
アクセス


JR浦和駅西口から徒歩5、6分。駅近で通いやすく、通勤や買い物のついでにも立ち寄りやすい場所です。
旧中山道沿いの「薬 マツモトキヨシ matsukiyoLAB 浦和高砂店」のあるビルの3階になります。

浦和駅からの道のりは、マツキヨの入り口を通りすぎ、そのまま、まっすぐ埼玉会館方面の西へ進みます。

マツキヨの入り口から離れたビルの終わりに入口があるので、ここから3階へ行きます。
エレベーターと階段でアクセスできますよ。


ミモザクリニックって?
ミモザクリニックは「女性の検査のハードルを下げる」をコンセプトに、医師・スタッフが全員女性というのが特徴です。
院内は白とベージュを基調にした落ち着いた空間で、動線や更衣スペースも配慮され、検査時も他の患者と顔を合わせにくい設計です。
院長自身も子育て中の女性で、地域に根ざした“かかりつけ医”として、患者の気持ちに寄り添う診療を目指しています。
診療科目
消化器内科(胃の不調、内視鏡など)を中心とした内科全般の診療や乳腺(乳がん検診)のご相談にも対応。
女性医師による診察なので、デリケートな相談も安心。
WEB予約・電話予約が可能で、土曜午前も診療しています。
オープン記念キャンペーン
開院記念として、検査や診察を受けた方にランチバッグサイズのエコバッグを配布中。
なくなり次第終了なのでお早めに。
これをきっかけにぜひ検診も受診してみてください!
5/8オープン「ミモザクリニック浦和」駅西口マツキヨの3階です
— 浦和たまこ(浦和URA日記:埼玉グルメなび) (@saitama_tamako) May 25, 2025
消化器内科や乳がん検診も対応していて、女性医師、女性スタッフで相談しやすい雰囲気♡
WEB予約もできます。
ただいま来院いただいた患者さんには
ミモザクリニック特製のエコバッグをプレゼント🎁なくなり次第終了です! pic.twitter.com/pxl4JvGEig

2025年6月30日までは乳がん検診のお得なキャンペーンあります。
この機会にぜひ。
詳しくはクリニックのインスタグラムを。
▼予約はこちらから
なぜ「浦和」で? なぜ「ミモザ」なのか?

開業の地に浦和を選んだ理由について、小林倫子院長は「自分自身が浦和で子育てをしながら暮らしてきて、住みやすさと温かさを実感していたから」と語ります。
東京駅まで電車で30分という利便性もさることながら、生活に必要なものがすべて揃っており、まさに“暮らしの中に溶け込む医療”を提供できる環境だと感じたのだとか。

ところで浦和エリアの乳がん検診受診率をご存知ですか?
実は院長先生のお話によると12%…!
東京の港区や品川区が30-40%であることを踏まえると浦和の検診受診率は低いのです。
「自分が女医として浦和の地に開院することによって、少しでも女性の検査のハードルを下げて検診率を上げていきたい。乳がんは早期発見が第1なので40歳を過ぎたら年に1回は定期健診を」とのことでした。
内視鏡や乳がん検診は、特に女性にとっては心理的なハードルが高い分野。
でも実際には、早期に発見すれば治る病気が多くあります。
たとえば乳がんは「9人に1人」がなるとも言われ、特に40代〜50代を中心に患者数が増える傾向があります。
「お尻からのカメラや乳房の検査は、やっぱり同性の医師のほうが受けやすいですよね」
そう語る院長は、自身も子育てを経験してきたからこそ、忙しい女性たちが後回しにしがちな健康チェックを、もっと身近に感じてほしいと話します。

クリニック名の「ミモザ」は、イタリアでは3月8日の国際女性デーに、男性が女性へ感謝の気持ちを込めて贈る花として知られています。
女性医師による、女性のためのクリニック。
その象徴としてミモザを選び、「女性の検査のハードルを下げる」というコンセプトを体現する名前になりました。
「女性医師」のニーズを実感した日々

院長は、子供のころから開業医のお父様の姿を見て育ち、高校生のころには自然と医学部に行こうと考えていたそうです。
島根医科大学、千葉大学大学院で医学を学び、消化器内科を専門に25年以上にわたって経験を積んできました。
群馬県立がんセンターでは乳腺の画像診断も担当し、マンモグラフィや超音波、MRIにも携わるなど、幅広い分野で診療にあたってきた実力派です。
内科外来をしていると、風邪や腹痛で来院した女性患者から「実は胸にしこりがあって…」と、こっそり相談されることも多かったといいます。
「同性だからこそ打ち明けられる悩みがある」と気づいたことが、現在の診療スタイルにつながっています。

また、大腸カメラにおいても「女医さん希望」という声は多く、特にプライベートゾーンに関わる検査において、同性の医師を希望する傾向が顕著に見られるとのこと。
「私たちも検査をお願いするなら女性医師にという気持ち、よくわかります」と、共感を込めて語ってくださいました。
クリニック設計へのこだわり
“家のような安心感”を目指して
“家のような安心感”を目指して

ミモザクリニックの院内は白やベージュを基調に、落ち着いた色味と柔らかな照明でまとめられており、「医療機関っぽくなりすぎない空間」を意識。
また、院内にはミモザのイエローとグリーンを各所にあしらっており、気持ちよく落ち着く空間設計になっています。

検査着に着替えての検診時には、異性の視線を気にせずに済むように動線設計にも工夫が。
更衣スペースや診察室までの移動は、他の患者さんと極力顔を合わせないような配置にしてあり、患者さんの気持ちに寄り添う空間となっています。
クリニック内は奥まで長く、診察室や通路もゆとりある設計。
ベビーカーでも通れるように配慮して設計したとの事で小さなお子様連れの患者さんでも安心です。

入り口の近くには人目につかないよう配慮された個室の「相談室」。
カウンセリングや患者さんの心のケア、イレギュラー対応も可能なように設置したこだわりのお部屋です。
空間設計にも患者さんへの配慮が見て取れますね。
日帰りでの検査・処置も対応

胃カメラ・大腸カメラ・乳がん検診をワンストップで受けられるだけでなく、大腸カメラでは院内で下剤を飲んでから検査できるようになっており、検査前のストレスを減らせるのも嬉しいポイントです。
ミモザクリニックでは、内視鏡検査によるポリープの切除など、必要に応じてその場で処置を行うことも可能です。1cm以下の小さなポリープであれば、その日のうちに対応できる体制を整えています。
もちろん、より精密な治療が必要な場合は、信頼できる病院への紹介もスムーズに行ってくれます。
「実は今日も1件、ポリープを取ったんですよ~。」と院長先生。
日帰りでの処置も可能だなんて頼もしいですよね。お手洗いにも工夫が!

とっても綺麗で広いお手洗い。
検査で必要になることありますよね。
なんとミモザクリニックでは検査用と一般用のお手洗いを分けて完備しています。
画像は検査用のお手洗いですが広めの設計です。
ベビーカーも入れるはず…。
そしてハンドソープは「泡ポンプ」になっているあたりも個人的にポイントでした。
さらに奥には下剤内服室という専用トイレもあります。
ご家族で安心して通える場所へ

ミモザクリニックは女性のための空間づくりを第一に考えていますが、ご主人(男性)やご家族の診療・検査も受け入れています。実際に「奥さまが先に受診し、安心したうえでご主人を連れてくる」といったケースもあるとのこと。
今後も受診人数の増加に応じて、曜日ごとの検査対応や動線の最適化なども検討中。
男女ともに安心して通える“かかりつけ”として、柔軟な運営体制を整えていく予定です。
今後は、子宮頸がんワクチン接種など、若い世代の予防医療にも力を入れていく構想もあるとか。
「ちょっと相談してみようかな」と思える、そんな存在でありたいと話してくださいました。
さいたま市検診・健康診査にも対応

※画像は2025年度のものです。最新の情報は公式ホームページからご確認ください。
さいたま市の検診には、「胃がん」「大腸がん」「乳がん検診」に対応しています。
いずれも対象は40歳以上なのでお若い方には馴染みがないかもしれませんが、早くから関心をもって「知っておく」だけでも十分かと思います。
厚生労働省のデータでは女性のがんの罹患の1位は乳がん、死亡の1位は大腸がんだそうです。
ぜひ定期検診を受けてみてください。
SNSでもクリニックの雰囲気を発信中
クリニックのInstagramでは、日々情報を発信中です。
▼ミモザクリニックのInstagramはこちら
来院時の基本情報
・予約方法:ネット・電話予約ともに可能。
・診察券番号があればLINE予約にも対応。
・駐車場・駐輪場:専用なし(近隣の有料パーキング・駐輪場をご利用ください)
・お子さま連れ:OK。キッズスペースや絵本などはありませんが、院内は広々としており、ベビーカーのまま来院・検査も可能です。
【店名】
ミモザクリニック
▼Instagram
▼公式サイト
ミモザクリニック
▼公式サイト
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂2丁目9-1 山口屋本店ビル3階

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