埼玉の主要12タウンを徹底調査!
これでいいのか埼玉が2020年4月20日に発売されました!
浦和を筆頭に、大宮、川口、川越、越谷、所沢、戸田、三郷、和光、ふじみ野、熊谷、飯能などを特集しています。

埼玉県の呪縛は「ダサイタマ」から始まっている。
この言葉のせいで、埼玉=ダサイは全国の共通認識となった。 その後の埼玉県の扱いはひどいもので、 埼玉に引っ越すというと「都落ち」とされ、周囲に同情されてしまう。
当の土着の埼玉県民も、自県のセールスポイントがすぐに思い浮かばず、 「何もない」「つまらない」と自虐的になってしまう。
しかも、2019年には魅力度ランキングでおなじみの某企業が、 「都道府県の愛着度ランキング」を発表し、 埼玉県民は日本一郷土愛が無いとされてしまったのである。

そんななかで公開されたのが、映画『翔んで埼玉』だった。 その息つく間もない埼玉ディスは話題となり、大ヒットを記録した。 さらに埼玉県内だけで興行収入は10億円を突破したが、 これはなんと全体の3分の1近い数字。 この映画は一方で、日本中が再び埼玉県に目を向けるきっかけとなるとともに、 埼玉県民の郷土愛を掘り起こしたともいわれている。 そう、実は郷土愛に欠けるとされている埼玉県民は、 もともと地元大好き人間なのである。
そもそも埼玉県のポテンシャルは高い。 県都のさいたま市は内陸部唯一の政令指定都市である。
さらに転入人口は日本一、人口と人口密度も全国ベスト5入り。 単に東京のベッドタウンで利便性が高いというだけで、 こんなに多くの人が埼玉県に住み続けるものだろうか。 住んだら離れたくなくなる不思議な魅力が備わっているのかもしれない。 もしや埼玉県民の自虐っぷりは、埼玉愛を隠すための謙遜だったのかも……。

我々は本書の執筆にあたり、県内を代表する12都市の取材を敢行した。 それぞれの地元の生の声を集めるとともに、 街によって異なるであろうさまざまな埼玉愛の実態を探った。 さらに地元愛に満ち溢れた埼玉県が 「翔んで」のごとく、イメージの殻を破って大きく飛翔できるのか。 本書独自の視点で分析してみた。 この本を読み終えたとき、埼玉県と埼玉県民へのイメージが変わるかもしれない。

引用:日本の特別地域 特別編集 これでいいのか埼玉 (地域批評シリーズ) | 細川恵太, 宮藤泰美 |本 | 通販 | Amazon


巻頭は浦和でした!
それぞれの街の住人に直接インタビューして記事を作っています。


浦和の好きなところ

  • 治安が良い
  • 県立浦和高校のおかげで賢く見られる
  • 街全体がキレイ、清潔感がある
  • 住んでる人も上品に見える
  • レッズがある
  • 大宮にも東京にも近い

概ね同意です


浦和の嫌いなところ

  • 自慢できるものがない
  • 大宮との比較でネタにされるのが嫌
  • 大宮に吸収合併された気がする
  • 駅の混雑がひどい
  • 一部レッズサポーターのマナーが悪い
  • 坂道が多い

特になにもないところがいいところだと思っているので「嫌い」まではいかないですね

「坂道が多い」には納得です。確かに多いので自転車でのおでかけは坂を避けたルートを考えます。
電動自転車をお持ちの方も多いですね




メディアは浦和VS大宮の対立構造に煽りがちですが、実際は別にそこまで気にしていないし、犬猿の仲というわけでもないんですよね。むしろ大宮が近くて私も助かっています^^


大宮の好きなところ

  • 交通や生活面で世代を超える生活の便利さ
  • 新幹線が停まる駅なのに懐かしい風景がある
  • 街のシンボルとして氷川神社と大宮公園が存在する
  • レッズサポーターより品のいいアルディージャサポーター

大宮の嫌いなところ

  • 新幹線の停車駅にしては施設がしょぼい
  • 先進的な計画も全く進む気配がない
  • 駅の動線がひどい
  • 合併にメリットがまったくない
  • 浦和を好きになろうと思ったけどやっぱり無理
  • レッズのサポーターだけは好きになれない

一方大宮民からはレッズサポーターのマナーの悪さによって一方的に嫌われているような書き方でした。
サポーターも十人十色なので一概に言えないと思うのですが・・・
インタビューに答えた人には実害があったんですかね・・・?


こんな感じで埼玉の主要都市の住民にインタビューして街の特色を解剖していく・・・そんな本でした
どの街についても、かなり深堀してかかれている印象でまるでそこの住民がそれぞれの記事を担当してかきあげたかのよう・・・!
他の街のことはよく知らないので勉強になりました

 
日本の特別地域 特別編集 これでいいのか埼玉 (地域批評シリーズ)
宮藤泰美
マイクロマガジン社
2020-04-20






同じ系統の本で「首都圏住みなくない街」というものがあります

「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街
逢阪まさよし+DEEP案内編集部
駒草出版
2017-06-15



決行分厚くて、鈍器のような本なのですが
埼玉県からは西川口、蕨、戸田、八潮がエントリーしています(不名誉)

ネットでも(一部の人に)大絶賛されている名著です
生前のうちにこのような作品に出会えたことを幸運に思います

【本】「首都圏住みたくない街」に埼玉から西川口、蕨、戸田、八潮がエントリー!

個人的にはここまで振り切って書いてる方がギャグとして笑えるし、このテイストの方が好みでした。
これでいいのか埼玉」はまだまだエッジが足りず、少々物足りない出来です。


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