初めて新築マンションのモデルルームに行くとき、とっても緊張しますよね・・・
わからないこともたくさんあります
- 服はどうしたらいいの?
- 何時間くらいかかって、何をするものなの?
- しつこく営業されないの?
- 必要な持ち物はある?
軽い気持ちで行くと後で痛い目に遭うこともあります
モデルルーム見学経験者の管理人が初めてのモデルルーム見学をガイドします
モデルルームとは?
モデルルームとは新築マンションの部屋内部を公開するために作られたものです
そのマンションのためだけに新規に作るものもあれば、
1つのモデルルームで同じ会社のマンションを複数取り扱うこともあります
さいたま市浦和区では新築マンションの建設が活発なので、
会社ごとにモデルルームのスペースを持っていて、
販売するマンションが変わる度に内部を作り変えていくパターンが多いです
モデルルームは2階建て構造が多く、
1階が商談とキッズルームで2階がモデルルームというパターンがほとんどです
モデルルームを設置しているマンションは、その建設費の分が物件価格に上乗せされています
どうせいつか取り壊してしまうのに、そこには何1000万円もかかっています
ということでコスト意識のあるマンションでは最初から「棟内モデルルーム」と称し、完成した物件を見学できるようにしているところもあります
最初はモデルルームで販売をしていて、最終局面で棟内モデルルームに切り替えるパターンはそれだけ「売れていない」ということです
人気のマンションは建物が完成する前に完売しています
しかし売れ残りが悪いかというとそうでもない
最後には値引きも期待できるので最後まで諦めないでください
モデルルーム見学は予約して行くといい
モデルルーム見学は長丁場になるため予約して行くのが無難です
人気のマンションだと門前払いを食らうこともあります
予約は物件ページから可能です
見学日の前に電話確認が入ることがありますが、無視しても大丈夫です・・・
逆に、いつでも見学可能なモデルルームはそれだけ「売れてない」ので雲行きが怪しいです
あの手この手で時間拘束される恐れがあります
基本的に土日は混雑していて、水曜日が定休のことが多いです
モデルルームに行く前の準備。服装やパートナーとの打ち合わせなど。
服装について、スーツで行く必要はありません
スリッパに履き替えることが予想されるので女性は裸足ではなくストッキング
靴はブーツよりも着脱しやすいものが無難でしょう
ペンは借りられますが、持っていくと便利です
真剣に見る場合、メジャーがあると便利ですが、モデルルームはすべての間取りを再現しているわけではありませんので実際には役にたたないかもしれません
購入する部屋番号まで固まってきたらメジャーの出番ですかね
2人で見学に行くといろいろを質問責めに合います
いつ頃同居予定なのか?
女性側の実家はどこ?
自己資金はどのくらい?
お仕事は何を・・・?
お子さんはいるの・・・?
いまはどこに住んでいるの?
どうしてこの街を選んだの?
かなりプライベートまで突っ込んできます
どの程度まで真面目に答えるのかパートナーと打ち合わせしておくといいでしょう
アンケートはどちらが書く?
電話番号は繋がるものにしておく?留守電が使えるものにしておく?
モデルルーム見学がスタートしてしまうと2人で話している暇がないです
今回は見学だけ・・・
という場合は年収や会社名などは控えて置いても構いません
この物件はちょっと・・・と思った時は営業担当がいないときに2人でうまく打ち合わせしておかないと無駄な拘束を受けたりすることがあります
モデルルーム見学の流れ
受付
↓
アンケート記入
↓
営業担当から物件概要・周辺環境の説明
↓
シアター
↓
マンションミニチュア模型見学
↓
モデルルーム見学
↓
現地確認(タクシー)
↓
営業担当から価格表受け取り
商談へ
↓
次回見学日の予約
↓
見学の特典などを受け取る
この中で1番最初に書く「アンケート」ですが
これは見学者の1方が書けばよいということになっています
大体A4で1枚、複写式になっています
【質問事項】
住所氏名年齢性別生年月日
住宅購入の目的
今の家賃
年収
予算
希望の間取り
住む予定の人数
他に見学している物件があるか
いつごろ入居を考えているか
このとき無料のドリンクが振る舞われることが多いです
ここで書いた電話番号にしつこく電話がかかってくることがあるので捨て番にしておくとスムーズです
いい物件の時は電話をとればいいだけの話です
それ以外は無視できます
答えづらいところは空白にして「嘘をつかない」ようにしましょう
個人情報は保管されます
営業担当に「怪しい」と思われてしまったら
本当に住宅購入をしたいときに門前払いされる可能性があります
モデルルーム見学は所要2時間 売れてないマンションは拘束時間が長い
モデルルーム見学はだいたい2時間くらいかかります
ただ、部屋を見学するだけではなく、ほとんどは購入させるための「説得タイム」に割かれるのです
受け身になっているといいように時間拘束されるので
「今日は何時ころに終わりますか?」
「このあと予定があるので必ず○時に終わらせてください」と釘をさすと確実です
それでも売れていないマンションの場合、なにがなんでも買わせようとします
気乗りのしない物件の時は
「今日は見学だけなので」と冷たくあしらい
次回見学の予約もしないで帰るようにしましょう
モデルルーム見学の特典は最後にもらえる!
モデルルーム見学でクオカード3000円!
なんて、よく書いてありますよね
こうした特典がもらえるのは見学の最後の最後です
チラシ持参が条件になっていることもあるので、よく確認してから見学に行きましょう
大手の会社ですと、しっかりしているのでちゃんと特典がもらえます
領収書も書かされます
また、SUUMOからも1000円もらえることがありますので要チェックです
モデルルームを楽しむポイント
▶意識高いシアター
シアターとは、マンションのイメージビデオのようなものです
プロジェクションマッピングを使うものもあれば
20分超えの大作もあります
モデルルームの中に劇場のような施設があって、そこでムービーをみます
これが結構かっこいい作りになっていることが多いです
ユーチューブでも配信されないし、資料配布もされない超貴重な映像なので一瞬たりとも見逃さないようにしてください
ただ、これに興奮するのはマンション愛が深い人だけで、一般人はそこまで感動を覚えないようです
▶精巧なミニチュア模型
マンションと周辺施設の模型があることがあります
クォリティがかなり高いのでこれも見どころです
隣のビルとのかぶり具合や、道路の幅、窓枠なども再現されています
これで確認すべきは、各施設までの導線です
階段やエレベーター、ゴミ捨て場、メールボックス、駐輪場、駐車場の位置を確認します
特にゴミ捨て場までの導線で雨よけがあるかは要チェックです
▶現地確認
タクシーで現地まで連行されます
全く知らない土地の場合、スーパーやコンビニ、学校なども回ってくれるので住んだときがイメージしやすく面白いです
地元の場合は現地も確認済みであることも多いので、断って時間短縮することも可能です
▶これからできるマンション、周辺施設の情報
これからできるマンションや再開発情報を握っているのはやはり不動産会社です
営業担当から最新の情報を聞き出すことができます
将来的な街の情報は、マンションの資産価値にも直結してくるので、ここで聞くことは不自然でもありません
そういえばあそこの跡地には何ができるの?
と疑問に思う土地があれば聞いてみましょう
新築マンションは価格表が命
最後の最後でマンションの価格表がもらえます
不動産会社は秘密主義で、新築マンションを売ったら、売ったときの値段を隠します
なので、ここでもらえる価格表はとっても価値のあるものなんです
この価格表も全部屋分の価格が載っているわけではありません
マンションは期分けして売られます
見学時に販売している一部の部屋の価格しか教えてくれません
ここには小出しにして売ることで「第○期完売しました!」と表現したい、という思惑があるようです
(そもそも事前に買いたい部屋を伺って、要望のあった部屋を売りに出すのでほぼほぼ完売するのですが・・・)
会社によってはお客さんに気になる部屋を聞いて、本当にそれだけしか教えてくれないことがあります・・・
マンション資料はずしりと重い
午前中に見学して買い物なんてできません
午前中に見学して買い物なんてできません
帰りの際に渡されるマンション資料はずしりと重いです
物件の全体資料、仕様一覧、間取り全パターン集、インテリア配置テンプレート、コンセプトブック、周辺概要、価格表などなど
これも非売品なので、見る人が見ると非常に価値のあるものです
しかも、「売れる」ということが一般に知られていないので、メルカリにもヤフオクにも出品されません
とっても重いので、見学後に近くで買い物とか、できないです
車に置いて置けるならまだマシですが、電車移動、自転車移動であれば難しいです
というわけで夕方の見学が地味におすすめですね
初めてのモデルルーム見学まとめ
- 裸足NG
- 飛び込み見学NG
- 売れてないマンションの営業はしつこい
- 大手のマンションなら安心
- マンション資料は重い
- 荷物を考えると夕方の見学がおすすめ
- 価格表は捨てないで!
- 2時間で切り上げるようにしよう
初めてのモデルルーム見学について紹介しましたが参考になりましたでしょうか。
モデルルームは1回の見学だったら割と簡単に解放してくれます
2回目、3回目からは真剣な商談になってくるので後に引けない空気になることもあるでしょう
マンション購入は情報戦です
不動産業界は闇が深いので関わらないことが1番なのですが、そうにもいかないと思います
とりあえずモデルルームはそこまで怖い場所ではないので、まずは第一歩踏み出してみてくださいね
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